JOY!JOB KODAIRAプロジェクト、初参画!

12月9日に小平市社会福祉協議会こだいら生活相談支援センターと連携し、JOY!JOB KODAIRAのプロジェクトで就労体験の場を提供させていただきました。

JOY!JOB KODAIRAは、「社会に一歩踏み出したい」という思いを持っているひきこもり等生きづらさを抱えた方を応援するプロジェクトです。小平市内の福祉施設や企業、農家、飲食店などが社会参加や就労体験の機会を提供しています。

今回弊社では、参加者の方々に門松の器作りの準備である、藁を整える作業をしていただきました。

藁はお米を収穫した後の稲の茎を乾燥させたもので、根元茎の繊維が汚れているものや曲がっている状態のものが混ざっています。それを取り除き、真っ直ぐな茎だけを選抜していきます。
これを綺麗にやることで、器の出来栄えがよくなります。

意外と根気のいる作業で、職人の中には苦手な人も多いのですが、参加者の方々は、最後までとても丁寧に作業をしていただきました。目の前の束が終わると積極的に次の藁を取って作業をするという感じで、みるみるうちに未処理の藁がなくなっていき、予定よりも早く作業が終わりました。

その後は、先日のワークショップの材料を使って、藁でリース作りも体験していただきました。藁を綯う作業も手慣れた物で綺麗なリースが出来ました。

作業中は、黙々と作業をしながらも、時にドラマや趣味の話題で話が盛り上がりました。
参加者の方からは、「久しぶりに外に出て、気持ちがよかった」という、嬉しい感想もいただきました。

本日は12月にも関わらず日差しが強く汗が出るような天気の中の長時間の立ち作業となりました。
ご参加いただいた皆様、そして社会福祉協議会の方々、最後まで丁寧に作業をしていただきありがとうございました。

門松は年に一度だけのイベントですが、今後もワークショップの準備等、緑を通して地域の繋がりの場をつくれるような機会をつくっていきたいと思っております。

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